むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

「ルル網プレゼンツ Live Special Vol.3 in 京都『Pop Picnic〜ことのほか春っぽい〜』」@AFTER BEAT

くつした / さくらかおり / 地球人 / ルフラン / FOR LIPS
お世話になっている丸芽志悟さんのイベント。開演は16時30分からだっつうのに最終レースまでいて阪神を出たのがそのくらい。くるまに乗り込んだのが17時くらい。すんませんすんません…。会場に着いたのは18時頃。入ると、ドラえもんの絵描き唄に乗せて地球人が何かしてる。思えば、ちょうど始まるところだったのかと。ということで地球人のアクトから参戦。

地球人
ポップパンク(という表現が妥当かはわからないが)デュオ。実験的な音や考えられた振り付けが見事。全体の流れの中では大きなアクセントになっていたと察せられるが、到着直後で移動時の状態からアタマが完全には切り替わっていない段階でここから見始めるといまいち乗り切れない感。バックの打ち込みの音量と生声のバランスもちょっと残念だったような。他方で、音量の大きさはほどよく、かなり気持ちよかった。

ルフラン
70年代アイドル歌謡デュオ。純白タートルセーターにパンタロンて! ここまで端的に音楽性を表現した衣装もなかなかないだろう。衣装にマッチした古めかしいアイドル歌謡曲風なのだが、それにしては美声で唄上手い。浅田美代子カバーも美代ちゃんにしては上手すぎるといった風。アコギ+リコーダー・ピアニカ・鈴という編成なので、トイピアノやおもちゃのシロフォン・グロッケンも合いそう。かなり宅録風味でいい感じ。

FOR LIPS
ブルーグラスカルテット。ブルーグラスとカントリーの違いってなんだー?(結局しらべました)とかそもそも普段耳にしない音楽ジャンルとかあったけど、楽しそうにやっていること、唄が好きで仕方ないことがびんびん伝わってくる熱演で好感。あとで出た仲間内での結論が「自分らもたまにはこういうマトモなやつも聴かねばならん」というものであるように、そのピュワーなキラキラした雰囲気にやられる。彼女ら目当てのお客もある程度いたようだけど、会場全体を呑み込む力というか空気というか、そういうものはこの日見た3組の中で図抜けていた印象。とくにメインヴォーカルの人がアタマを撫で回したい可愛さで内心悶絶。ってこんなこと書いてていいのかしら。まあいいか。

DJイベントには何度かおじゃましていたけど、思えばライブイベントは初めてか。一連のイベントは、熱演が生み出すグッド・ヴァイブレーション、それに伴い観客が受けるであろう刺激が狙いの一つであるという認識(ライブイベントの場合は特に)があって、それに従って考えれば狙いは充分に達成されているのでは、という感じ。最初から見ていたらより楽しめただろうと思われる。チャクラを優先させたというそれはそれで悔いはないからいいんだけどネ! 次回のライブイベントの告知も早々となされていたが、既に行けないことが確定。詳細後日ながら、惹句を見るに、自分が行かずにどうするっていう面子である予感がものすごくしているのだが。よよよ。