むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

V系ライブのここが楽しい、面白い!というところを教えてください。

ビジュアル系のリサイタルにもう7年以上行ってないわたしですので最近の様子はわかりませんが、わたしが行っていた時期のイメージでお話ししようと思います。あえて「V系ライブ」としているわけですから、他のジャンルでも共通するような良さを挙げる場面ではないですよね。ビジュアル系のリサイタルならではの良さ…うーん…。

ひとつ思い当たるのは、強制ではないものの、約束事が多いことですかね。決まった振りがけっこうある、と言ってもいいかもしれません。
わたしが最も足を運んでいるゴスペラーズだと、だいたいが手拍子で、「愛の歌」とか一部の曲で腕をぶんぶん左右に振って、「終わらない世界」が独特の振り曲というくらいですが、ビジュアル系ってけっこう曲ごとにやること多いですよね。振りじゃなくても、突然旗が一斉にあがったりとか、扇子が各所で発生したりとか、人形振り回して叩き付けたりとかってこともありますよね。最後はお客さん側というよりステージ側のお約束か。「この曲はこんな動き」「この曲はこういう振り付け」「この曲で頭を振る」みたいな流れが自然にできてて、それに乗っかると一体感が味わえて楽しいんじゃないかなと思います。またゴスペラーズの話になりますが、「FIVE KEYS」なんてオリジナルはそこまでよくなくても、リサイタルでやると盛り上がりますし楽しいですからね。そういうことかと。
ただ一方で、観たことないけど行こうかななどと考えている人にとってはこうした約束事がけっこうなハードルになりますよね。ビジュアル系のリサイタルって、そういう排他的な空気もわりと持ってるように思います。なので、これは楽しいところであるとともに、楽しくない側面も併せ持っているんじゃないですかね。

あと、曲がりなりにもバンドですから、どんなにショボいバンドでも一応生演奏で観られるってところは楽しい・面白いとは違うかもしれませんが、良いところではないでしょうか。別に某バンドルさんがどうこうというわけではないですけど。ええほんとに。