むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

思わずフリスビーしそうになったCDを3枚ほど挙げて下さい。

こう見えてもCDはそれなりに吟味して買ってるつもりなので、フリスビーCDもとくにないんですよね…あ、一枚ありました。

SOPHYR「SOPHYR」
ツイッターではたまに述べていますが、いままで聴いた音源の中でいちばんダメです。詳しくは聴いてくださいとしか言いようがないのです。ユーチューブですら聴けないようですけど、まあとにかく聴いてください。とはいえお金を払って聴くのはそれはそれでもったいない、というレベルです。演奏はまだいいんですが、ボーカルの処理がひどすぎます。わたしは50円で買ったのでまだマシですが、50円でも高いような…。ネタとしては大ネタもいいところで大事な一枚ですが、真面目に聴くとフリスビーです。

あと、フリスビーというほどではないですけど、印象が悪かったものを挙げておきます。

賛美歌「甘く危険な香り」
いまでこそ弥舞姫芸人見習いとして活動しているわたしですが、何を隠そう第一印象はあまりよくなかったのですね。第一印象が悪くてその後メロメロって少女漫画かよ。
わたしも無駄に歳をとっているわけで、この作品との出会いはリアルタイムなのです。当時純真だったわたしはSHOXXの広告連載「ロンドンからの手紙」を読んで、この人たちはなんかすごそうだなと思ってしまって、目黒のサードステージに行った折にうっかり新品で買ってしまったのですね。そして自宅に戻って聴いてみたらアレですよ。クソバカシネなわけですよ。それまでメジャーバンドがほとんどで、こういう系統に免疫のなかったわたしは本気で吐きそうになったのでした。今はもう平気ですけどね。
余談ですが、インタビューズやタンブラーで使ってるタイトルは「ロンドンからの手紙」を意訳したものです。

螺旋ウイルス「真実のオモチャ箱」
同じく純真だった若かりし頃、Viciousの広告を見て「これは聴きたい!」と思いながらも聴く機会がないまま数年の時を越え、ついに入手! あこがれの螺旋ウイルスがついに! とわくわくしてかけてみたらば、でんでんむしむしかたつむりですよ。なんですかこのメロになってないメロは。絶句ですよ。特に、デザビエを通過しないままに聴いてて、変名バンドってことも知らないし、ボーカルの力量に関しても予備知識ゼロなわけです。そりゃびっくりしますよ。そんなわけで、期待との落差が大きかったという意味で、フリスビー的な位置付けの一枚です。

折原みと「フレンド・ファンタジー・コレクション」
若い方にはなじみがないかもしれませんけど、わたしが中高生の頃は折原みと全盛でしてね。そんな彼女がCDを出しているのを大井町ハードオフで知って、100円で拾ったわけです。しかし100円でもこれはキツかったですね。同じ日にD≒SIRE「終末の情景」も100円で拾ってまして、その差も大きかったですね。まあ何がダメかというと具体的に挙げづらいのですが、全体的にダメな雰囲気が横溢してます。買って初めて聴いたときと、妻が棚からひっぱりだしてきて「これ聴きたい」といったときの2度しか聴いてないです。

どれも売りたいかというとまた別で、フリスビーCDはかえってネタになりやすいのでフリスビーにもしないし売りもしないわけですが、わたしの中でそういう候補になりそうなものを挙げてみました。