むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

フジ系「ハチミツとクローバー」最終話

・はぐが消えて真夜中の病院を駆け回る竹本。いいの?
・翌朝どころかその日の晩のうちに戻ってくる森田とはぐ。なんだかなあ。
・リハビリに付き合う竹本。えええ?
・「もういいから」と(遠回しに)言われる竹本。言われて離れるのと、このまま傍にいてもいけないんじゃないかという葛藤があって自ら離れるのとでは違うんだが。
・一旦断ったっぽいしんさんに再度アタック。なぜか様子見を決断していた棟梁。「よっぽどおまえのことが気に入ったんだな」って、そんな甘い世界なのかなー。
・出てこないかと思っていたらやっぱり出てきたローマイヤ。ちょっとだけいいこと言って終わり。結局この人は出した意味あったのかな…画商・ローマイヤ・庄田はどれもいなくてもよかった感じがする。
・ラストは新幹線でなくなぜか長距離バス。発車間もなくバスを停める迷惑な竹本。
・バスを追いかけながら手を振るはぐ。はぐ、右手、右手ー! 怪我した右手で鞄持ってる!
・まあそれなりにぐっと来るわけですが、どちらかというと原作を思いながらぐっと来るところ。
・満開の桜の下、絵を描くはぐ。右手はそんなあっさり治っていいの?
・という竹本とはぐの話が中心で、他のメインはかなり薄かった。
・森田は卒業制作を放棄(ていうかはぐにあげたのかな)して海外を回るというトンデモ展開。
・真山はリカさんを送っただけ。笑顔がきもちわるい。
・あゆは野宮と横浜に行って原作のシーンで締め。ただ野宮のナヨっぷりがなあ。「あゆみちゃんのこと、好き」じゃねえよ。僕らの野宮はそんな口きかないよ。「オレはアンタが好きだ」だろうがよ。「一緒にいよ?」より「ちゃんと話をしよう?」の方が重要だろうがよ。大人の余裕と青春モードのない野宮なんて…そして何回変換しても「飲み屋」の方が先に候補に挙がる(呑めないのに)このパソコンなんて…
・最終話がいちばんどうでもいい回になってた。

やっと終わった。最初は悪くないかなあと思いつつも、最終的にはアリかナシかったら、ナシかしら。怪我まで描いておきながら、その後の踏み込みが浅くてすっきりしないまま終わった感じ。手触りの区別がつかないとか、修ちゃんの覚悟とか、やるべきことはいろいろあるだろうに。というか怪我が原作よりかなり軽い設定になっているのかしらね。いまいちはっきりしない。野宮の短髪と台詞回しには最後まで慣れなかった。美和子さん以外の脇もアレだったし。いちばんよかったのは音楽で、その次はエンディングで5人じゃれてるところ(毎回変わる)で、その次がOPの毎回変わる小物。役者は?