むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

俺アワード2007

後藤さん(id:k-gotoh)のところでおなじみの企画、ことしもこの季節。やるものと勝手に解釈してレツゴー。

昨年12月〜今年11月の購入枚数は、集計が間違ってなければ一般アルバム76タイトル、一般シングル25タイトル、V系43タイトル、レコード10タイトル。だいぶ少なくなってきているという印象でいたが、一般アルバムは去年と大差なかった。昨年以上に一枚一枚の消費時間が短くなっていて、たくさん聴いたものは正直かなり少ない。最近は部屋で聴くこと自体が少なくなってきた(無音で過ごすことが多くなってきた)ので、もう少し部屋で聴くことを増やしたい。では今期の分。購入順。

<一般>
1. Spangle call Lilli line
2. 一十三十一 「TOICOLLE」
3. JiLL-Decoy association 「ジルデコ」
4. サカナクション 「GO TO THE FUTURE」
5. ズータンズ 「さよならズータンズ、こんにちはズータンズ
6. té 「それは、鳴り響く世界から現実的な音を『歌』おうとする思考。」
7. sunbrain 「rainbow album」
8. Base Ball Bear 「抱きしめたい」
昨年末時点で予見していたことではあるが、上半期最も聴いていたのがスパングル・コール・リリ・ライン。一気に全作揃えてどれもよく聴いた。年明けにはいよいよライブも見られるし、またスパングル熱が沸騰するか。
上半期よく聴いたといえばヒトミトイもそうで、セレクションアルバムやミニアルバムがいい間隔で出たので自然と聴くことに。聴き始めるそもそものきっかけとなる「ウェザーリポート」も入っているセレクションアルバムの方を挙げておいたが、緊張感に満ち満ちた絶品「今、パークウェイ」が輝く「Girlfriend」も捨てがたい。
ベッタベタでもジルデコイアソシエーションは何やかやで好きなタイプで、春先によく聴いていた。編曲に凝ってオシャレポップを演出というものよりも意外とシンプルなバラードがいいというのもポイント高い。
SAKAE WHEEL SP-RING組のサカナクションは当時観た時にフジファブリック meets エレクトロニカという印象を書いていて、いまもその印象はとくに変わっていない。ほどよいコンパクトさで一気に聴ける。
結局ぼくはズータンズとか初期のクラムボンとか、そういう編成のそういう曲調を常に望んでいるということなんだろうと。久々にPV一本でアルバム購入までした人たち。
は今年ライブも観に行ったことだし、一枚選んでおく。轟音だけでないメロディックなところも見せ、今後の展開に広がりが出てきた印象。
秋には待ちに待ったsunbrainの初作がリリース。期待を裏切らない高クオリティポップスの玉手箱で、ことし下半期のリピート王。
最後にシングルを一枚。Base Ball Bearにとってシングルリリースが多い年だったが、これが一番好き。あまり力んでおらず肩の力が抜けている淡々とした感じが好きだ。ことしのシングル大賞。

<ビジュアル>
1. heidi.
2. メガマソ
3. 賛美歌
4. D'espairsRay 「MIRROR」
ことしはあまり幅広く聴かず、一部を集中してカバーしたという感じ。
heidi.は今年最大の収穫で、夏以降ぶっ通しで聴いた。カリメロもポロリもあまり聴かなかったけどこれは聴ける不思議。V系っぽくない歌謡ロックなので、一般にも訴求できそう。桐はV系でいちばんかわいい。涼平? 彼はあざとくないですか?
その涼平のバンドであるところのメガマソ彩冷えるからの分派(というかこちらが本家?)ということで珍しく初リリースから全作追いかけられてる人々。微妙に方向性が変わってもそのうちしっくり来てしまう作り方がけっこうすごい。
賛美歌はやっぱネタV系としては大御所なので、ほとんど聴いてないけど熱心に集めたという意味で一応入れておいた。
その他のオリジナルアルバムではディスパーズレイがいちばん良かった。ミックスが耳に痛いけど、最近のこのジャンルではこのくらいゴリゴリ押すタイプの曲の方が好きなのでよくリピートした。「Squall」で新たな境地を開いた感もあり、先が楽しみ。

<参考>
俺アワード2004:http://d.hatena.ne.jp/genes/20041224#p2
俺アワード2005:http://d.hatena.ne.jp/genes/20051226#p1
俺アワード2006:http://d.hatena.ne.jp/genes/20061225#p3