PDFにフォントを埋め込まないためにいじったこと

おもな使用環境はWinXPpro（とくに問題のないスペック）・Acrobat6.0 Standard・Word2002・Excel2002。フォント埋め込みはWin2000/XPの機能みたいなので、も少し古いOSで作成するという手もあるのかもしれない。

オリジナルファイルの留意点

・数式の表示は数式エディタでつくったものをコピーしてビットマップで貼り付け
・ギリシャ文字はSymbolフォントでなく見栄えが悪くても日本語変換で出てくるタイプで
・フォントが埋め込まれる円記号はテキストボックスでも使って埋め込み回避。全角でも埋め込みは回避できるが、その場合は禁則文字チェッカにひっかかる。今回の場合、Wordの半角円記号は埋め込まれなかったが、 Excelの半角円記号は埋め込まれた

PDFソフト側の設定（Acrobatインストール時のドライバを使う場合）

・コンパネのプリンタ設定の項->PDFプリンタのプロパティ->「詳細設定」タブ->「標準の設定」ボタン->PDF設定プルダウンメニューで「Smallest File Size」あたりを選んでおく（何でもいいんだろうけど）->その右の「編集」ボタン->「フォント」タブ->「すべてのフォントを埋め込む」のチェックが外れていることを確認->「埋め込み」ボックス左側「フォントの一覧」を全て選んで「常に埋め込まないフォント」に追加->「フォントの一覧」プルダウンメニューのフォルダ全てで同じことの繰り返し->「OK」なり「名前を付けて保存」（デフォルトの設定をいじるといずれにせよ名前を変更しないといけない）->PDF設定で「フォントを送信しない」にチェックが入っていることを確認->「OK」
・Acrobatの「アドバンスト」->「Acrobat Distiller」->デフォルト設定がさっき設定したなまえになっていることを確認
・「編集」->「環境設定」->「PDFからの変換」->「EPS(Encapsulated PostScript)」の「設定を編集」ボタン->「設定」ボックスの「フォントの埋め込み」を「なし」に->「OK」
・「編集」->「環境設定」->「PDFからの変換」->「PostScript」の「設定を編集」ボタン->「設定」ボックスの「フォントの埋め込み」を「なし」に->「OK」