むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

ブゥゥゥンと、年中マナーモード(着信音はたまに変えているけど、それでもマナーモード)のPHSがテーブルの上で振動している。…ん? 時計を見る。蒼白。きょうは9時の飛行機で遠征なのだが。7時56分ですよ。ゲェェーッとゆでたまご風に驚きますよ。確かに昨日は日が替わるころに職場を出て、ほんで3時頃寝たわけですが。目覚ましを4つかけてもひとつも止めてないし。起きられるのかなあという不安が現実に…。
電車やバスを使った場合の空港までの移動時間は、40分くらい。厳しいとはいえ諦めるのも何なので急いで支度して、飛び出す。昨日のうちに着替え等を詰め込んでおいてよかった。つうかいつも詰め込みは前日だけれども。大通りに出てタクシーを拾おうとするが、これがまた来ないんだ。交差点の信号が3回くらい青になってやっと来る。乗り込む。上司にねぼうしたとメールをおくってみる。
でもまあ、一旦乗ればあとは任せるしかないわけで、間に合うかなあという不安はあるけれども、間に合わなかったら仕方ないかなという思いで外をぼんやり眺める。たまに見たことのある道が出てくるので、だいたいの位置を掴みつつ、徐々にあ、間に合うかなという感触になってくる。
結局、間に合ったとしてよいかどうかは微妙なれど、間に合った。少なくとも離陸する前に乗れた。搭乗手続きは締め切っていたけれど、満席でなかったので乗れた。誘導員に導かれ、保安検査をああすいませんすいません思いながら追い抜き通過したのだけれど、席についたらそのとき抜いたおばちゃんがのんびり乗ってきた。あんたらも乗るのかよ! もう少しあせる素振り見せろよ! まだまだあの境地には遠い。

今回の遠征先は2ヶ月ぶりくらいの訪問。ここに来ると決まって行きたくなるところがあるんだがどういうことかしら。条件反射?
昨晩荷造りした時点で、何か忘れてる気がするなあなどと思っていたが、ホテルに着いて出るわ出るわ。ああ、コンタクトレンズのケア用品を忘れてる…。ああ、家計簿が去年のやつだ…。家計簿なんていまや遠征時しかつけないから今回がチャンスなのに。
なつかしい電話。急遽決まった会合へ向けての打ち合わせ。