むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

小島麻由美「ツアー2004」@名古屋クラブダイアモンドホール

開場待ちの列はあまり形成されておらず。入場時に呼び出す番号も普通5番おきとか10番おきとかそんなもんだと思うのだけれど、なんとまあ20番ごとに間髪入れずに呼び出し。そんな中入場して場所取り。遮るものが何もない。ビロードの垂れ幕がよく合ってる。後ろに間延びした会話をするカポーがいて張り倒したくなる。最終的には、満員でないにせよけっこう入ってたみたい?
10分から15分押しくらいでスタート。メンバーは基本的に前のツアーと一緒。
下手からASA-CHANG(Dr.,Perc.)・長山雄治(W.B.)・清水一登(Pf.,Org.,Vib.,Cl.)
その前に下手から塚本功(E.G.)・小島麻由美(Vo.)・国吉静治(Fl.,Picc.)
前回はベースが渡辺等だったような気がするけど、まあバックは鉄壁よ。出てきたコジマ先生は黒のタイトワンピースをはじめとして全身黒で。マニキュアもパンプスもアクセサリもメイクも黒だ。パンスト穿かずに生足だ。なんつう艶かしさよ。最新作と復活後の曲を中心に、おおかた予想された流れで、淡々と唄う。唄う。東京で菊池成孔が入るパートもこのへんなんだろうなと予想がつく流れ。まあ、セットリストを会場ごとに変えるほどの器用さはなさそうだけど。
曲調の関係で眉間を険しくしながらってことが多いのだけれど、新作は若干明るいめの仕上がりなので笑顔も多めに入ってて素敵です。5拍子曲連発が素敵です。「茶色の小瓶」でいいだけ走ってゆくASA-CHANG素敵です。軽い休憩・楽器調整を兼ねて小さなMCが合間合間に入るのだが、喋ることが見つからなくて周りに振るのはお約束。声援に「ハイッ」と小声で応えるのが可愛らしくてああっ。美人じゃないぜ。でも、なんとなく可愛いんだ。「皆殺しのブルース」で終わるってのは、お決まりなのね。
アンコールは弾き語りで意外なやつを。この曲でも2小節くらいで歓声が沸くなんて、百戦錬磨のファンの多いことといったら。
結局100分もかからないコンパクト公演。前回もこんな長さだったかしら? 昔の曲ももうちょっと多めにやってたような…。長ければいいってもんじゃないけれど、も少し聞きたいなあってのはある。「曲が短いですからね」って本人の言うとおりなんだけど、いろいろ聞きたいものもあるわけですよ! キューティーとかキューティーとかキューティーとか。まあさすがにキューティーはもうやらないだろうけど。