むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

Theresia/ラウンドスケープ/HALCALI「ZIP-FM SHOWCASE LIVE TELL ME with M-RATE G」@名古屋ボトムライン

まさか当たるとは思わなかった招待制イベントライブ。ボトムラインはうちから徒歩数分なのに初めて行く。中は意外と広かった。今回は300組600名招待だったわけだが、それでも余裕がある感じ。天井が高くて横にわりと広いハコ。いんじゃないでしょうか。隣のアベックがくっつきすぎ。そこの男、顔ボコボコのくせに(顔は関係ないが)女の後ろから腕をまわしたまま見るんじゃねー。うぜええええ。順番はオープニングアクトテトラプルトラップを経て、テレジア→ハルカリラウンドスケープ
テトラプルトラップ : なんか、オフィシャルサイトで見られるCDジャケットイメージそのまんまの楽曲をやってる感じ。ユルいMCからおしゃれなスネオヘアーという印象も受けたが、一緒に行った同僚が言った「初期フリッパーズみたいな」というのがよく合ってると思う。嫌いではないが。
Theresia : 女性ソロ。ゴスペルの勉強してたとかで上手いとおもう。やや力は入っているが、思っていたよりは入っていない。素直な唄い方をする小柳ゆきみたい。ゴスペルが素地になっているかどうか知らないが、ソウルやR&B色はそんなに濃くなく、かといってポップス色が濃いわけでもなく、そういう中庸的なのはいまの業界ではあまり受け入れられないような気もしないでもない。
HALCALI : 自分の中では彼女らが最後だと思ってたんだが。セットもターンテーブルさえあればいいし。それでもこの位置になったのはやっぱり労働基準法の関係ですか。さてハルカリ。シングルは長めに、アルバム曲はワンコーラス程度で、と少しずつちょん切りながら曲を目一杯盛り込む構成。持ち時間はたぶん30分強だったと思うけど、10曲くらいと曲数が多かったせいか、実際の時間よりかなり長い時間演った印象を受ける。ユカリがありえないかわいさ。「かわいい」というのには語弊があるかな。かわいらしい、とかチャーミング、とかキュート、とか。そういう風。そしてめちゃめちゃ肌キレイ。びびった。人前でライブっていうのは数えるほどしかしていないはずで、それだけにたまに危うい箇所もあったけれど何とか乗り切り。おどりはやっぱり上手い。概ね楽しいものだった。「ニ福星」をやったのがけっこう嬉しい。
ラウンドスケープ : オレンジレンジよりはハード、山嵐よりはユルい印象のミクスチャー。いちばん歓声が大きかったのが意外です。こういう機会でもなければ絶対見ないタイプ。ハルカリの余韻を残したまま帰りたかった自分には普通にスルーするだけのバンド。しかしいまはこういうのが若い子らに人気なわけですか。