むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

俺アワード2017

毎年この時期勝手にやってる俺アワード。昨年12月〜今年11月に買った音源から選ぶ10作。

今年は無配を合わせると360枚弱買ったらしい。あと配信で計30曲くらい。毎年このくらいの数字に落ち着くのが不思議。でもクロチャの買い出しで年150くらい、GEOで50くらい、中古店Aのバーゲンで50くらい、その他新譜なりふらっと入った中古で計100とすると350だからそんなに不思議でもないのか・・・?(おかしい)

1. RYUTist日本海夕日ライン」
2. Hey! Say! JUMP「JUMPing CAR」
3. la la larks「Culture Vulture」
4. 印象派印象派は君に問いかける」
5. NEWS「NEVERLAND」
6. Chanty「Chantyの世界へようこそ」
7. Akira Kosemura「Tiny Musical」
8. 虚弱。「エメラルドの洪水」
9. アンフィル「PARADISE LOST
10. ハルカトミユキ「シアノタイプ」

1. 名盤との話は聞いていたがここまでとは思っていなかった。これが「ラリリレル」を歌ってたグループなのか?というくらい変わって(実際メンバーも多少代わっているけど)、作家陣がサブカル糞親父を直撃するような曲を連発するようになっていた。今年出た「柳都芸妓」も同様だが、女性アイドルでコンセプトをガチガチに固めているのも珍しく、歌唱もほどほどで飽きずに聴ける。まあコンセプト云々は他の例を知らないだけだと思うが、シングルを並べるだけの某大手グループにも見習ってほしい・・・。
2. これもまた過年度のCDだが、聴いた回数は車内も含めると1番のような気がする。ファンの感想を覗きに行ったらいまいちという声もまあまああったが、1曲1曲の良さは抜けている感じ。どれがシングルかを認識せずに聴くと区別がつかないくらいアルバム曲が立っていると思う。
3. 順番的に、今年出た中では1番になるかもしれない。初めて聴いた時は「やっぱり彼らはschool food punishmentじゃない・・・」と思ったものだが、何度か聴いていくうちにこれはこれで良いと思えてきた。暗めに始まって開いて締める構成が好き。当時のプロデューサーがメンバーにいるためか、音の作り方が似ているような気がする。この調子でStereo Fabrication of Youthも・・・(出ない)
4. はじめてのフルアルバムは過去の曲の断片がちょいちょい散りばめられ、結果としてこれまでの集大成感が色濃く出たしびれる一枚になった。「若者のすべて」を彷彿とさせる「球状」、意外なアレンジとなった「Woman "Wの悲劇"より」、そして断然気に入っている「夢であった猫」と特に後半の勢いがすごい。
5. ありがたいことに今年もコンサートに行くことができたので、どこかで入れざるを得ない。今年のコンサートは本当によくできていて、まさかグリーーーーンに泣かされることになるとは思わなかった。何度も通しで聴いていると語りのトラックが要らないと思ってしまうが、それでも良い作品。
6. 好きそうな感じとは思っていたが中古が高くて手が出なくて、ようやく許容範囲で買えたのがこれ。果たして好みの曲調で、特に「とある星空の下」の美しさといったら。アクシデントがあった、なかなか安くならない、配信状況が中途半端等いろいろあるが、今後も何らかの形で追っていきたい。
7. たまにやる「全然名前聞いたことないけど、パッケージ見る限りたぶんいい」が完璧に嵌った例。おかげでレーベルのコンピも買うことになった。曲の性質上、小ぢんまりとした感じはするものの、場所や時間を問わず落ち着いて聴ける。悪意を持って言うと小洒落たカフェにぴったり。
8. 基本的に配信で買ったものは選ばないようにしているのだが、これはタイトル曲のインパクトが強すぎた。曲単位なら今年一番にしてもいいくらいの衝撃。現役で活動している間に知りたかったなと強く思う。むしろ、そこそこアンテナを張っていたはずなのになぜ現役の間に知ることがなかったのか?
9. 昨年に引き続き周知目的も含めて入れているが、好みの曲を作るバンドであることは間違いない。真面目にシングルを出している姿勢も好感が持てるが、動員が伸びてる感じがあまりしないし、周辺では本当に誰も聴いてないので、いったい誰が聴いてるの・・・?と不安になる。
10. 9月に大阪の蔦屋でうっかりワゴンセールに遭遇してたくさん回収した中の一枚。何となく名前を知っていた程度でお試しでくらいの感覚だったが、曲が良かった。近作がどうなってるかはわからないが、これはギター鳴らして退廃的なKiroroみたい(声が)な感じ。詞も評価されてるようだが、そこは例によって勘案してない。

これらに続くのはメガマソ「天使崩壊」、パスピエ「演出家出演」、ヴァージュ「UTOPIA」、テスラは泣かない。「TESLA doesn't know how to cry.」あたり。ヴァージュは来年どこかのタイミングで観たいが、括りはまだドマイナーらしく、めったに名古屋に来ないのが厳しい。

<参考>
俺アワード2004:http://d.hatena.ne.jp/genes/20041224#p2
俺アワード2005:http://d.hatena.ne.jp/genes/20051226#p1
俺アワード2006:http://d.hatena.ne.jp/genes/20061225#p3
俺アワード2007:http://d.hatena.ne.jp/genes/20071225#p1
俺アワード2008:http://d.hatena.ne.jp/genes/20081225#p1
俺アワード2009:http://d.hatena.ne.jp/genes/20091224#p1
俺アワード2010:http://d.hatena.ne.jp/genes/20101224#p1
俺アワード2011:http://d.hatena.ne.jp/genes/20111225#p1
俺アワード2012:http://d.hatena.ne.jp/genes/20121224#p1
俺アワード2013:http://d.hatena.ne.jp/genes/20131224#p1
俺アワード2014:http://d.hatena.ne.jp/genes/20141224#p1
俺アワード2015:http://d.hatena.ne.jp/genes/20151224#p1
俺アワード2016:http://d.hatena.ne.jp/genes/20161224#p2