「テキサスの小鳥を守ろう〜the 10th anniversary」＠日本橋 Bar Guild
カルトGSボックス発売以来だから2000年からお世話になっている丸芽志悟さんに呼んでいただき、9年ぶりにDJっぽいことをしてきた。vkdb.jpさんの10周年記念イベントTシャツを無理を言って頒布していただき、それを着て臨んだ。kuwaさんありがとうございます。Tシャツは素材がなめらかで着心地よかった。あれはいいものだ。
出演のおしらせの際に、自分の担当はビジュアル系で、通常のビジュアル系DJイベントではまずかからないようなビジュアル系をかける、と述べたように、期待された分野がビジュアル系だったこと、それもカルトというかビジュアル系の中でもマイナーというかネタっぽいところだったと理解して臨んだので、ビジュアル系を普段聴かない人に対して「こんなかっこういいのもあるんですよ」というアピールは一切行わず、普段聴く人ですら「これはちょっと・・・」と引くような曲で固めてみた。9年ぶりでそんなんでいいのかと思わないでもないけど、これはこれで勝負なんだよ！ セットリスト以下。
- 1234 GO! GO! / ネオロックンロールスターエース
- BELIEVER FLAME / SOPHYR
- 栄養ドリンク / 釈迦イズ夢
- あゝ無情 / AGE/AGE-OF-EP
- ルヴィアの儀式 -Intriguante- / Kresh end
- insanity -現の旋律、幻想の調べ- / Vollstrecker
- 呪... / Agnus〜Dei
- 溺愛 / DOMAIN
- scaPe goAt / ヴァンパイア
- 傀儡 / Beata
- 傷跡 / エトセトラ
- With your lies / Sense of Shape
- A.C.I.D（脳内麻薬） / 賛美歌
- Maria's†Despair 〜儚キ葬リト優雅ナ想イ出・・・〜 / Maria's†Despair
終わってから音チェックをした印象では、つなぎはダメだけどBPM完全無視の割に思ってたほどヒドくもなかった、あと、ワンコーラスでつないでいくとフルコーラスかけたときに長いなーと感じるということに気付いた。フルでかけたい曲はフルで流して、そういう曲もわりといい反応はいただけたんだけど、スピード感を重視するならいっそ全部ワンコーラスで回していくのも手なのかもしれない。
最初に決めたのはネオロックンロールスターエースで、山本新さんの後を受けるのが決まったこともあり、まずはこれをアタマに持ってこよう、と。あとは三大ゴミバンドは入れないといかんよな、今年の大物であるフォルシュトレッカーも必要だよな、ここ最近のわたしからウィズユアライズと弥舞姫さまは外すわけにはいかないよな、という感じで埋まっていって、残りは現有音源をひととおり確認して選んだ。最後の3曲はツイッターでわたしを知る人ならアガる組み合わせだと自負しているけど、現場ではその意図はとくに意味がなかった。
マリアズディスペアは当初「朱イ月 蒼イ月」をかけるつもりだったんだけど、当日大阪に向かう電車の中で差し替えることに。やっぱりインパクトとしては1曲目のほうが大きいのとか、セリフがある、サビにコーラスが入ってる、そういった要素が大きかった。あと、流してて気づいたんだけど、最後のセリフに「サヨナラァ」って入ってるのが、たまたまとはいえ、自分の出番の終了にも重なってよかったと思う。
結局力及ばず、自分の関係ではお客を入れることがかなわなかったのがすこし心残りではあるが、言ってみれば完全アウェイの中、お客さまが温かかったのがありがたかった。こういう何でもありのイベントに来るのだから温かいに決まっているんだけど、それでも曲を替えて見せジャケも替えると何だ何だとジャケットを見にきてくださったり、写真まで撮っていってくださったり、某曲でこちらにも届くくらいの笑い声を聞かせてくださったりと、いい反応をいただけたのは、ネタ系に特化した方向でも間違っていなかったと思わせるものがあった。つくってもっていった無料配布CDも「御自由にお持ちください」と紙に書いてDJ中に置いておいたらけっこうもらっていただけて、最終的には12枚持参で余り1枚という思った以上の成果になりほんとうにありがたい・・・。
イベントは全編たのしくて思い出深いものになったが、そのへんはリアルタイムである程度実況ツイートしたことでもあるので、ここでは控えておく。その場でお世話になったみなさま、トゥウィッターでリプライくださったみなさまありがとうございました。忘れない！
