むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

ビジュアル系バンド・賛美歌関連の私製コンピレーションをつくりました

ビジュアル系バンドの中でも相当アレとして評判の賛美歌。この界隈にいつしかどっぷり漬かっていく中、ごく一部の好事家から要望を受けてコンピレーションを作成した。まだ手に入れられていない音源があるが、レア音源を手に入れたこともあってここらで一度まとめておくのも良いと思ったので。同名曲でもバージョン違いが多数存在するバンドなので、解説に示す曲の出典は、それに収録されたバージョンを使用した、という意味。特記していないものはすべて賛美歌名義。曲そのものは他の作品で聴けることも多い。

慣れてない人には聴くのが苦行でしかないですが、どなたか音源交換しましょう! 音源交換してくださる方はトゥウィッターのアカウント宛に一報ください。音盤版にはボーナストラックがつきます。2枚組じゃなくどちらか一方のみの対応もするよ!

「甘く危険な香り+10」 Ver.1

1. ゆりかご
2. Doll 〜奇妙な物語〜
3. めまい
4. Mystery…Travelin' 〜歪められた貴方の旋律〜
5. MONA LISA
6. A.C.I.D (脳内麻薬)
7. SUSPICION
8. 哀色の旋律
9. 最後のくちづけ

10. 哀しみのスクリュードライバー
11. 珠梨亜
12. 天使の羽
13. 狂った優雅
14. スノーフレイクの夜
15. Yes-No
16. 1945
17. 麗しの瞳
18. Olive
19. 未完成 -unFinished-

代表作である「甘く危険な香り」にボーナスを追加した体の、ベストアルバム的コンピ。+10にも繰り返し音源に収録されている曲や、それなりに代表的と思われる曲を入れた。+10は今後の音源入手で入れ替わっていく可能性があるがゆえに、Ver.1とした。

1.〜9. 「甘く危険な香り」セカンドプレスの空気をパック。ファーストプレスに比べると、ピアノソロだった「ゆりかご」「哀色の旋律」のアレンジが変更、「Doll」「MONA LISA」「SUSPICION」が追加、曲順入れ替えが行われている。"「甘く危険な香り」(2nd press)"
10. 「甘く危険な香り」にも入っている某曲のプロトタイプ。これ、発売された音源なんだぜ…。"yabuki「TEENAGE」"
11. 極初期に弥舞姫が活動していた頃の曲。当時は弥舞姫悪魔を名乗っていた。15年くらい前の曲ではないかと想像されるが、打ち込み技術がいまよりマシなのはどういうことだ。"堕天使Tokyo「珠梨亜 / Quiet(静寂)」"
12. 賛美歌としての初CDを華々しく飾る一曲。ちゃんとバンドっぽい音はエンジニアに依るところが大きい。レビューも参照。"「聖夜に響く讃美歌の調べ」"
13. 事あるごとに音源に入る割に余計な加工がされない、好意的に解釈すれば完成された曲。悪く言えば手を入れるのがめんd(ry 「ッウーゥッ!」というフェイクの溜めが聴きどころ。"「最後のくちづけ」(8cm)"
14. いまはなきバンダイミュージックから鮮烈デビューを飾った際にドロップされたシングル。バンドでやれ。FtC「P・E・R・S・O・N・A」フレーズ曲。シングル版をまだ持っていないのだが、たぶんあまり変わってない。"RUNA「Dear Alice」"
15. メジャー2枚目のシングル。大胆にもオフコースのカバー。許可下りているのだろうか。あの有名な曲をねっとり歌って別の曲に生まれ変わらせるさすがの手腕。"「Yes-No」"
16. 海外に渡ったのちの帰国第1弾シングル。そんな作品のどアタマで編集ミスをやらかすパーフェクト超人、それが弥舞姫。曲そのものは賛美歌有数の名曲。Aメロ三拍子→Bメロ四拍子の移行のスムースさはホントに弥舞姫の曲なの?と思わせる。そしてサビが終わると三拍子の「ヴェル・エール」商法! "「1945」"
17. 後期に発売されたシングル。賛美歌のあと始めたRUNAの一発目を飾るのがこの曲。だからバンドで(ry。"「麗しの瞳」"
18. 麗しの瞳と同様、後期に発売されたシングル。「オリーブ」名義の曲も同じ曲。RUNA版はレビューを参照。常々賛美歌版の「エーゲ」(神威さんが居た時代のバージョン)だと思っているが、似ているようで似てない。"「Olive」"
19. 賛美歌を終えてこのタイトル、未だ成し遂げていないものがあるということか。そう、彼のサクセスストーリーはまだまだ続くんだよ!! 珍しくチェロ?を使っているので、演奏に深みがある。"the orgasm Futuring yabuki「未完成 -unFinished-」"


「Love Letter from London」

1. 接吻 Instrumental
2. 多重人格
3. SLAVE 〜潜在意識に生息する奴隷願望
4. 9月の雨
5. Shade of Pale(翳りゆく部屋)
6. 蜃気楼
7. 心の奥の暗闇
8. LuLu 〜眠れない夜のために
9. EGOIST XX
10. STAY WITH ME(貴方が見えない)
11. 咲き乱れた花のように
12. カルメンシタ
13. 失われた楽園
14. コンスタンティノープルの鐘の音
15. 1945

タイトルは、弥舞姫がSHOXXで広告連載していた「ロンドンからの手紙」より。「甘く危険な香り+10」をベスト的位置付けにした関係で、裏ベストというわけじゃないけどこちらはできるだけ被りがないよう、「+10」と2枚組にしたときにも楽しめるような編成にしてみた。

1. こんな曲だって作れるんだぜ! ボーカルがないだけでいい曲に感じる不思議。"「接吻」"
2. 「A.C.I.D」以外では「1945」と並び称する代表曲。非常にビジュアル系らしい展開で聴かせる。FtC「P・E・R・S・O・N・A」フレーズ曲。レビューも参照。"the orgasm Futuring yabuki「未完成 -unFinished-」"
3. 「多重人格」とともに力押しで走る曲。収録作品は少ないが、これも代表曲だと思う。"「聖夜に響く讃美歌の調べ」"
4. しっとり賛美歌。サビ前の2拍3連なのか3+3+2なのか判然としない絶妙なモッサリ感が聴く者をそぼ降る雨の中へ連れて行く。レビューも参照。"RUNA「Adolf in the Mirror」"
5. しっとり賛美歌。イントロのギターは賛美歌とは思えないくらい。戻れないということはわかってるんだ! "「1945」"
6. 実験曲。RUNAになってからの新曲なのになんでこんなに不出来なのか。風呂で録ったかのようなリバーブ。"RUNA「Bleu presque transparent」"
7. 実験曲。RUNAになってからの新曲なのになんでこんなに不出来なのか。意味を見出せない無駄なパンが集中を削ぐ。レビューも参照。ただし、これが正式版ではないようで、ブラッシュアップ版がフェイスブックにあがっている。"RUNA「Adolf in the Mirror」"
8. しっとり始めて、チープすぎる打ち込みに乗っかっていく曲。出だしのズッコケ感がハンパじゃない。"「Olive」"
9. たぶん初期の曲なんだけど、そのくせにかなりしっかりしている楽曲。一旦脳内に刷り込まれるとなかなか離れない。イントロのフレーズ、どこかで聴いた覚えがあるのだが。"「RARE」"
10. これも代表曲の部類。機種によってはカラオケでも歌えるよ! サビのミックスがおかしい。"「Yes-No」"
11. バンドっぽさのない、ポップ感あふれるビートに乗った小品。FtC「P・E・R・S・O・N・A」フレーズをいじった感じの曲。レビューも参照。"「1945」"
12. 弥舞姫がジプシー要素を採り入れてみたらこんなんなりました、と。微妙におかしいSE満載。綺麗な眼を…と唄いだす箇所の2分音符連発が印象的。"RUNA「Bleu presque transparent」"
13. 賛美歌最終公演配布S。間がすべてを支配するかのようなスローバラード。"「失われた楽園」"
14. 地域限定シングルでは謎の分割をされていた曲がRUNAでひとつに! ドラムが良いので安心感がある。イントロの弥舞姫の絶叫は、慣れるとクセになる。サビは賛美歌バージョンに戻してほしいんだけど…。レビューも参照。"RUNA「Adolf in the Mirror」"
15. 「+10」と被るが、こちらはRUNAのシングルバージョン。冒頭にサビを被せるおなじみの商法に加え、最後に少しフレーズを追加。この曲は収録作によりすべてバージョンが違うが、このバージョンのデキが一番いい。"RUNA「1945」"