むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

最終日前日のナンシー関展へ。
入るなり圧巻のハンコ数。似顔絵ハンコは同じ人が一つところに並べられているのでわかりやすいが、たまに見てもいまいちわからないものがある。ひとつひとつ、誰を表しているか記載があってもよさそうだが、まあそれはハンコ本を買えということか。買いますとも。会場では買わないけど。
会場はあまり広くないが、コメント映像のブースがあるし、似顔絵以外のハンコもけっこうある(そういう仕事をしていたこと自体知らなかった)し、滞在時間はけっこう長くなると思う。直筆文字が入った資料(原稿とかビデオとか)がとにかくすごくて、なんだこの文字の綺麗さは。こういう字を書けたらなあという個人的な理想にかなり近い字を書いている。これで急いだ文字なのだろうか? ちょうど向田邦子に関連した本を読んでいた折だったのでその差の大きさたるや。
何にしてもこれなら300円出してもいいだろう。誇れる数少ない郷土出身者だな。早世が惜しまれる。