toe「Triple City One Man Tour 2007“New Sentimentality”」＠池下CLUB UPSET

前回のenvyとの対バンがあまり混んでいなかったという印象があったので高をくくっていたら、まさかのソールドアウトで会場も立錐の余地もないくらい。しかも野郎が多いこと。背が高くないあたくしはほぼ見えずですよ。数少ない女子はもっと大変だったろうと思われ。
時計を持っていかなかったのではっきりしないが、公演はさして遅れず始まったと思う。編成の関係で、新譜を立て続けにやって過去曲へという流れ。結局音源化されている曲はほとんどやったのではないか。明らかにやってない、とわかるのは「反逆する風景」「メトロノーム」くらい。新曲は1曲あったかも、という程度。かなり熱のこもった演奏でじわじわ汗をかくが、何しろ全然見えないので目を閉じながら身体を揺らす。したらば眠くなってきて立ったまま寝てしまい、危うく前の人に倒れていくところだった。それをこらえてからは人と人との間からわずかに見えるステージを見つつ最後まで。「the book〜」の曲がやはり反応良く、演奏もそれに併せて熱くなっていたように思う。髭のギターの人の叫びも後半になるにつれ多くなり、つられてこちらも熱くなる。曲調の関係で、ディストーションザバー、轟音ゴーというものではなく、公演が始まっても誰も前に押し寄せず、客の立ち位置も全編通して変わらず、無論モッシュもダイブもないものでありながら、ものすごく熱い公演だったなあという印象が残った。90分ちょいのコンパクトな公演ながら十分満足できたし、インストでここまで聴かせるのもやっぱスゴイなと思う。滅多に来ないとは思うのだけど、またいきたい。

反省
今度はすぐチケットを買って若い番号を手に入れる
ちゃんと開場前に行って前目のポジションをゲトする（でないと全く見えない）