「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ！」＠センチュリーシネマ

慌てて行ってきた。レディースデーで女性1,000円の日だそうで、女性ばかり。男性は3人しかいない！ つうか劇場のキャパに比して客が少なすぎ。定員160人って書いてたけど、30人くらいしか入ってなかった感じ。レディースデーでこれだから、期間中全然入らなかったんじゃあ…。前作をテアトル梅田で観たときなんて満席でしたよ。名古屋では人気ないってことか。
「危機一髪！」が中編という扱いなのか、今回がシリーズ初の長編ということになっている。おなじみの、仕事に出るための仕掛けなど、細部はこれまで以上に凝っている印象だが、肝心の筋はどうなのかしら。あまり楽しめなかったように思う。キングコングをなぞる必要はあったのかしら。筋的に、こっそりドラゴンボールネタでも仕込んでくれれば大爆笑だったと思うが、さすがにそれはないか。日本人しかわかってくれませんね。けっこう期待していた中で、映画が始まるなりドリームワークスのロゴが出てきて急に醒めてしまったというのも一因かとは思うけど、どうも一押し足りない印象。せっかくウサギが山ほど出てくるのに、彼らには危機一髪のときのような見せ場がないし。スケールを大きくしすぎなのかも。もう少し小ぢんまりとしてたほうがよさそうで、ドリームワークスと組んだのは吉と出ていないように思った。まああれだ、「ペンギンに気をつけろ！」が最高傑作なのは変わらないってこった。