むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

愛知工業大学名電高等学校「元吹奏楽部顧問 故松井郁雄先生 追悼演奏会」@名古屋センチュリーホール

一部(現役ステージ):パクス・ロマーナ / ダフニスとクロエ 第二組曲より / 交響的断章
二部(OBステージ):国民の象徴 / 春の猟犬 / プラハの為の音楽1968より / ローマの松より
三部:現役生によるステージドリル
四部(現役・OB全乗り):オリンピックファンファーレ1984年 / サンダーバード / マイ・ウェイ / スパニッシュフィーバー

・現役ステージにハープが2台、チェレスタ1台あって面食らう
・当たり前のようにダブルスネア、トリプルスネア。しかもずれない
・鍵盤の打点が高いのに悶絶
・ことごとくトラディショナルグリップ!
・理事長の挨拶が長くてたるい

新聞で「プラハ」をやると知ったので行ってきた。実際はプラハは第4楽章(正しくは第3楽章の最後のほうから)だけだったので拍子抜けだったけど、思いもかけずネリベルも聴けたのでよかった。
演奏は現役はやや迫力に欠けるけど細部までよくまとまってる、OB・OGは練習時間の関係もあろうが細部がいくぶんか甘い反面、迫力はさすが(そりゃ190人も乗ってればね…)、という印象。お目当てのプラハは、そりゃ全曲聴きたかったけどちょっとでも生で聴けたので満足。スネアお見事。ざんざかざんざんざかざかざん。ステージドリルはちょっと練習不足に見えたし曲と曲とのつなぎがいまいちだったけど、カラーガードが笑顔でやってるのはいいと思うし、ドリルの性質上、何だかんだで熱くなってくるのがたまんない。全体的には個々の力量ももちろんあるけれど、とにかく楽しそうにやってる感じがあっていい教育を受けてるなあという感想を持った。生でああいうのを見るとまたやりたくなってくるし、パーカッションなので楽器の有無はともかくある程度求められてるパートだとは思うけど、とにかくブランクが長いので…。