むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

3月に買った音源総ざらい

クラムボン 「てん、」:モノミックスとステレオミックスの違いが「アンセム」以外でわからないのだけれど、ギターがぐっと減って原点に回帰したような編成で押し切る(でも曲はジャムセッション風)アルバムの出来は良い。「バイタルサイン」を1曲目にもってきているのもいい。それにしてもシングル切らなくなりましたね…。
NUMBER GIRLOMOIDE IN MY HEAD 1」:中盤くらいからシングルも全部買ってたので、持ってない曲がほとんどない。初期の数曲のために買ったことになるが、ぐっとくるものはあまりなかった。中古でよかった。ちゃんと追っかけてた人には無用だし、ザゼンボーイズやブッチャーズから遡ったところで全然違うし、対象をどう想定しているのかいまひとつ見えてこない。
deadman 「聖者ノ行進」:歌詞カードがひどい。とことんダウナーなのとちょっとだけアッパーなのとのカップリング。この系統では歌声が低いめでしっかりしてるのでダウナー曲が映える。コーラス比率は確実に上がっている。コーラス好き・曲に合わせて唄うときはコーラスばかりという自分としては素晴らしい傾向だと思う。
・rice 「f 〜フォルテ〜」:インスト〜3曲〜Airとおなじみの流れ。曲はいいレベルで安定しているが再生頻度が落ちるのがやや早い。狂ったように聴いていた「ラブレイン」ほどではない。
HALCALIハルカリミックス」:有名どころ多数参加で良作多いリミックス集。そのうちこちらがオリジナルのように思えてくるから不思議。DVD購入特典だった「HALCALI BEAT EDITION」が入っているのはちょっとガクーだが「愛」がどうやらオリジナル(オリジナルと呼んでいいものかどうか)で入ってくれたのが嬉しい。お値段安いのもいい。
・12012 「swallow」:相変わらず値段が高いが曲調はいいときのもので良好。
・12012 「SICK」:上に同じ
宮崎吐夢宮崎吐夢記念館」:「聴くだけで脳がつわりに」なんて素晴らしいキャッチがついた30曲入り。思ったより普通の唱法で唄うのもあるけど、やはりペリーみたいな口調で唄うのがいい。詞は一般的には異常な部類になるだろうがもはやこれをおかしいとは思わない感覚になってしまった。
大正九年 「KYU-BOX」:非常にゆっくりとしたペースで追いかけているが、盤を重ねるごとに音が良くなっているような。特撮とのコラボレーション曲がかなりいいっつうか大槻ケンヂの詞がステキ。曲自体はアルバムの中でかなり浮いてしまうけど。
THE BOOM 「百景」:どんどん宮沢和史のソロプロジェクトっぽくなってるなあと思っていたんだけれど、これはまだバンドっぽくなっている感じで悪くない。ミドルテンポが多すぎる印象なので、速い曲がもう少し多ければ。旧作では浮いている気がした小林曲も、しばらく入ってなければ寂しいもので復活希望。
スーパーカー 「OOKeah!!」:後期のエレクトロニカ風味がわりと好きなので買ってみた選集。初期の選集という理解はあって、エレクトロニカ風味はまだないだろうけどその片鱗は見られるのでは、と期待したのだけども、あら。あんまり。ガラッと変わってしまったのだなあ。いつごろ変わったんだろう。
スーパーカー 「OOYeah!!」:上に同じ
サニーデイ・サービス 「若者たち」:メジャーデビュー作。やっとこさインディー作以外は揃った。録音レベルの低さに閉口。単に昔風の音色にしようとしただけかもだけれど。並べてみるとデビュー作がいちばんはっぴいえんどに近い感じで、そりゃ出てきた当時は比較されるわな、と。盤を重ねるにつれ徐々に磨かれてゆくのでこれはとくに…。
シガー・ロス 「アゲイティス・ビリュン」:アイスランドの人たち。ポストロックの人というイメージで聴いて、一応そうなんだけど、なんかそれともまた違うような。ボーカルがけっこう入っているせいかしら。テンポにはあまり変化がなく、ゆったりと流れてゆく感じ。もっと激しいのかなと思っていたのでちょっと意外。もう少し聴いてみたいけど、次がCCCDなので打ち止めぽい。
星村麻衣 「Melodea」:CD-DA回帰につき久々にシングルを買った。最初あまりよくないと思ったタイトル曲だが、慣れるとそう悪くもない。ピアノのアタックも強くなくて流麗。ただカップリングと曲イメージがかぶるので、やはりどちらか一方は弾けた方が。