むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

先々月買った音源総ざらい

フジファブリック 「銀河」:冬盤はバラードだろうなあと思っていたらなんとまあこれも疾走ものですよ。なんか古くさい感じのギターのフレーズだけどこのくらいのほうがなじみやすいのかもしれない。転調の入れ方がたまらない。カップリング「黒服の人」が地味すぎて戸惑いを感じたが、曲が進むとなんでもない、じわじわ→爆発パターンだった。ライブ映えしそう。
Kagrra, 「幻影の貌」:買う前から知っていたとはいえ、よりによってカップリングが沙羅双樹なのでがっくり。がっくりなのは自分が好きでないからなだけですね。一方で「戀」のライブ版は好きな曲なのでよかった。タイトル曲は若干食い足りない。
玉置浩二 「今日というこの日を生きていこう」:ソロ作も松井×玉置ですか。現状安全地帯との差が見出しづらくなってきているけれど、いちおう安全地帯よりソロ作の方が内向きというか落ち着いた音作りってことになるのかしら。もうすこしバカやってくれたほうが。
capsuleNEXUS-2060」:どれを聴いても似たような感じを受けるのでべつに新品で買うこともないよな…とは思うけれど、お値段がそこそこなのでつい新品で買ってしまう不思議。今回もピッツィカートみたいなおしゃれ空気を漂わせて30分ちょっとの小さな世界を構築。短いのはいいが、録音レベルが異常に大きくないか。
・V.A. 「幻の名盤解放箱」:そのうち別項で。
・POKKeT PiSTOLz 「Do U Like Rokk'n' Roll?」:ゲームボーイ音源を使って曲をつくる自主ユニット。カバー2曲だが、よく考えたらオリジナルを聴いていないのだ。すなわちこのバージョンが自分にとってのオリジナルということで。 なんでか「ロボキッス」とイメージが重なるけれど、こちらのほうが破壊的なあたり良いなあと(つうかそもそも「ロボキッス」はあまり良いと思ってない)。
・V.A. 「イエローマジック歌謡曲」:ワイエムオー絡みの歌謡曲集。実際には編曲しかしてない曲も入っているけど、曲の質は全体的に高いとおもう。「ハイスクール ララバイ」名曲じゃん。子どもの頃あまり好きじゃなかった「コンピューターおばあちゃん」もこう聴くとよくできてる。ロック系との相性はいまいちに感じるけれど、アイドルなど歌謡曲系とは抜群に合っててたのしい。長くだらだらと聴きそう。
・V.A. 「テクノマジック歌謡曲」:ワイエムオーが絡まない歌謡曲集。「テクノ」というほどテクノじゃないと思う。曲の構成もなんだかしょぼいのが多くて。たまにいいのも入ってくるけど、あまり繰り返そうと思わない。
・The Gospellers 「Down to Street Remake」:バックトラックだけ差し替えたインディーズ盤。アカペラにまでストリングスが入ってる…。しかもボーカルが微妙に揺れるのか、テンポが合ってない気がする。曲順が変わっているのもいかがなものか。"The Gospellers are"として旧メンバーの名前が並んでいるのは良いと思う。
フジファブリック 「アラカルト」:インディーズの一枚目。いまとメンバーが全然違いますね。キーボードがオルガンばっかりで、でもそれはそれでいいんじゃないかと思う。ぎゅいぎゅいいってて、昔からキーボードがこのバンドのキモだったのねと感じる。唄に力が入っててやたらバタ臭く感じるのだけど、曲の水準はこのころから高い。
フジファブリック 「アラモード」:インディーズの二枚目。いまのメンバーもちょこちょこと入ってきていますね。キーボードの入れ替えによってピアノ(エレピ?)も出てきた。「花屋の娘」みたいな、現在の流れにダイレクトにつながるような曲の出来がいい。単に新鮮度が違うせいかもしれないが、これらの曲からメジャーアルバムで再録するなら 「追ってけ追ってけ」ではないように思う。
世理奈世理奈」:「琵琶湖周航の唄」が聞きたかったわけだが、そしたらマキシを買っとけと。既に聴いていた「行方知レズ」みたいな曲よりは、生楽器中心のおとなの雰囲気の落ち着いた曲が中心で求めていたものとはちょっと違う。なんでか唄い方のイメージがカンダヒョンとだぶるんですが。玲葉奈の妹みたいだけど、声は低いし曲の雰囲気も全然違う。