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途中まで観て放っておいていた「ザ・タイガース 世界はボクらを待っている」の残りをようやく観終える。以前観たときはサリーにむちゅうであまり微細なところまで目につかなかったけれど、いやひどいなこれ！ ひどいのはサントラを聴けばすぐにわかるのだが、それにしたってひどいなこれ！ 登場するエピソードがほとんど収束していない。それに加えメンバーの圧倒的な演技力。肝心の演奏部分も「レッツゴウタイガース！」→ドラムカウント→演奏スタートと、本来一体となって然るべき部分ですべてタイミングがずれているという状態。とどめをさすのがシルヴィーのわがままっぷり。設定上といってもここまでくれば普通にジュリーファンに嫌われそうだ。
でもまあ、久しぶりにタイガースのCDを引っ張り出させるくらいの効果はある。「こっちを向いて」をリピートさせるくらいの効果はある。ひどさが突き抜けているのでネタとしては格好だ。「華やかなる招待」や「ハーイ！ロンドン」はこれに比べたら小さくまとまっている感じ。

次は某メンバーが捕まっちゃったことだしテンプでも観ます。何年ぶりになるかな…。