むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

先月買った音源総ざらい

・12012 「Knight mare」:地味でひっかかるところがない。こういうのが後からじわじわ来るのかもしれないけど、いまのところは特に何も…。
フジファブリックフジファブリック」:「TAIFU」と「GLAMMBON」は相性良さそうだとか「打上げ花火」と「ハイスクール・ララバイ」は相性良さそうだとかそんなことを思いつつ。妙に内向きな音世界がツボ。前面に出てくるキーボードや手数の多いドラムがツボ。素晴らしい。片寄先生いい仕事してる。飽きずに長い間聴ける。
BENNIE K 「synchronicity」:「オアシス」入ってるなんてなあ…「THE BENNIE K SHOW」から3曲も入るなんてなあ…あれはいったい何だったわけですか。結局「オアシス」と「サンライズ」が際立って良くて、「Lost Paradise feat.TSUYOSHI」がそれに続くというのが自分の好み。他のアルバムは別に買わなくてもいいかも。居心地のあまり良くない終わり方は作戦なのかしらん。
・Seiji Ozawa, Boston Symphony Orchestra "Carmina Burana":ちゃんとしたバージョンが欲しいなあということで、値段とジャケットだけで選択。基本的にはオケ版ということだけで満足だが、ちょっともっさりしている印象。緩急がはっきりしているほうが好き。
・dps 「Girl Girl Girl」:たまに出てくる微妙な音程には目をつぶるとしても、期待していたほどは良くなかった。「ヨクボウノカタチ」が名曲すぎただけですか。曲の印象としては、ユーロから離れた中〜後期MAXに近い気もするので、今ならMAXも聴けるんじゃないかと。
東京中低域 「火の玉ボーイ」:ムーンライダースの同名アルバムのフルカバー。オリジナルを持ってないのに買っちゃいけないような気もする。リバーブがかかりすぎてるように感じられ、もう少し抑えてもいいのでは?と思う。それがバリトンの特質と言ってしまえばそれまでだが。曲にはあまり興味をひかれなかった。
X JAPAN 「PERFECT BEST」:パーフェクトベストと言いつつもライブ版が多いあたり、なかなか面白いと思う。2枚組にすることで長尺曲を入れられるようになってるのもいい。こうして聴くとさすがにフォロワーとは違うものがあるなあ、と。今となってはバラードが甘すぎるけれど。末期の曲だけあって、「DAHLIA」がかなり優れていると思う。贔屓目かしら。
HALCALI 「音樂ノススメ」:コピーコントローられなくてよかったなあ。「若草DANCE」がかなり良い。FPMとは相性良さそう。OTF曲の配置が巧く、リピートしやすい。 ・空気公団 「空風街LIVE」:楽しみにしていたわりには案外。ここしばらく聴いていたライブ盤(シンバルズやティカだ)に比べるとちょっと。期待が大きすぎたかも。印象が吹き込みに近いのが良いのか悪いのか。CDじゃなしにDVDで見ておくべきだったような気がする。かといってさらにDVDを買う気にはならない。
・The Gospellers 「G10」:MDでしか持ってなかった「愛の歌」が入ってるためのご祝儀出費というのが大半で、それ以上の意味はあまりない。久々に聴いて、ああ名曲だなあと思って、それだけとか。カップリング率がけっこう高いのが好印象だが、もう少し昔の曲を入れてもいいんでは…。結局あたらしいお客さんが投票の中心ってことかしらん。
東京事変 「教育」:シーナリンゴがソロでやってた頃よりは後ろの演奏を意識させる感触。やはりキーボードが全曲に絡むのは大きく、それがソロの頃との一番の違いのように思う。「群青日和」のオルガンはいまも入れすぎのように思うけど、他ではいい具合だと思う。曲自体は彼女のファーストにはまった人ならというつくりで、それがいいことかどうかはわからないけれどもまあ喜ぶファンは多いことだろう。