Kagrra,「東奔西走巡業」＠京都磔磔

今回上洛のメインイベント。ビジュアル関係のワンマンなんていつ以来だろう…と考えてみたら昨年JILSを見てた。
わざわざ磔磔で観ることを選んだのは、京都だと一人で観なくていいというのももちろんあるけれど、バンド自体が和風なので磔磔こそが全会場の中でもっとも似合いのところだろうという判断があったため。その判断は果たして誤っていなかったのだった。アマチュアバンドを観たのも入れればたぶん4度目の磔磔。相変わらずの雰囲気。それにしても女子が多い…見渡す限り女子、女子、女子。季節柄（そしてバンドの性格上）浴衣率も高い。野郎はほとんどいない。だけど前は見えない。立錐の余地もない、というまでではないが場所移動は難しい、というくらいの入りで、上背のある女子がそれなりにいたためか。
ほとんど押さずにスタート。予想された入り方で、じわじわ熱を帯びてゆく。わけもなく、周りはメンバー登場時点で既にヒートアップ。いやはや若いってことは。3月に出たアルバムが中心かと思っていたら、印象としてはさほどでもなく（実際は6曲くらいやってるけど）、あたらしいシングルのカップリングなんかを織り交ぜつつ古めのものも含めてバランスよくやってる感じ。「神謌」や「〜夢イズル地〜」はやっぱり盛り上がるのねなどと思って観た。「恋綴魂」で急に周りが扇子を掲げてひらひらし始めるのがおもしろかった。 ただ、DVDの曲リストを見る限りでは定番と思われる曲が多く抜けていたのがちょっと拍子抜け。曲数自体も多くなく、全て含めて1時間45分ってのはちょっと短くないですか。レパートリーとしてはもう少しやれるだけのものがあるのだから、もう少しやってほしかったところ。でも、まあたのしかったことはたのしかった。