むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

NEWS楽曲投票企画の絞り込みをした

NEWSが2003年9月15日の結成発表から19周年を迎え、20周年イヤーに向けたお祭り企画を複数開始した。そういうのは20周年になった来年でよくない?と思うんだけど、ずっとそういう前振りで動いていたから仕方ないと言えば仕方ない。

お祭り企画の一つとして全楽曲を対象とした投票企画が告知された。CDになっていない曲の扱いが分からないけど、少なくともCD化された曲は投票対象になるであろうから、音源を聴くことがメインの身としてはシングルバージョン違いのカップリングの未回収は多数あるとはいえ現時点で投票曲を考えられるはず。一方で、公式楽曲がアルバムのインタールードを除いても300曲前後ある中で3曲しか選べないので、最初から3曲に絞るのではなく、一旦ある程度絞ったうえでそこから3曲選ぶ必要がある。例年の音源10選も今年出たビジュアル系名盤50選もそうやって選んだ。なので、手持ちの音源から投票候補曲を選んでみた。発表順に書く。インタビュー記事等は読まない、会報もさらっと読む程度なので各曲については曲解している可能性がある。

さくらガール(10/3/31、ヒロイズム・Hacchin' Maya/ヒロイズム/ヒロイズム)SG「さくらガール」AL「LIVE」

前作AL「color」で初めて楽曲提供し、現在グループ楽曲のメインライターを務めるヒロイズムが初めて手がけたシングルになるはず。1番Bメロを手越君に歌わせているのが天才的。手越君にとってはいろいろ思い入れがある曲のようで、実際に件の出来事があったときに歌った現場を見たかったものだな。山下君の声が全体的に強めのミックスになっているのが少し残念(個人の感想)なので、そうすると4人での再録版(SG「EMMA」初回B)を聴かねばならないのだがそれはまだ聴けていない。

エンドレス・サマー(10/9/15、ヒロイズム/ヒロイズム/ヒロイズム)AL「LIVE」

アルバム曲にもかかわらず以前行われた人気投票では1位になったらしいくらいの人気曲。個人的にも6人時代の代表曲と言えばこれだと思う。発表からもう12年ですって・・・。結果的にこの曲が6人時代最後の曲になった(アルバム通常版は追加トラックがあるけど)ことで、別々の道を歩むことになった各人の前を見ている姿勢が意図せずして乗っかった印象がある。普段歌唱力は正直いまいちなところがある小山君がここではドハマりする歌唱を見せているのも良い。この曲が契機になり、4人時代以降のメインライターがヒロイズムになったのではないかと勝手に推測している。4人時代でも3人時代でも再録されている(4人時代はSG「『生きろ』」初回B、3人時代はSG「ビューティフル/チンチャうまっか/カナリア」通常)くらいなのでメンバーにとっても少なからず思い入れがあるのだろうと思われる。

チャンカパーナ(12/7/18、Hacchin' Maya/ヒロイズム/CHOKKAKU)SG「チャンカパーナ」AL「NEWS」

4人になって最初のシングルがこれというのはよくよく考えなくても攻めているし、振付やら何やらトンチキ感があるが、あまりCHOKKAKUっぽくないアレンジが本当にいいんですよ。ボーカルレストラックが聴きたくてシングル通常盤を探したのはこれが初めてではないか。デビュー時は端っこにいた手越君がとうとう絶対的歌唱センターにまでのしあがり、これ見よがしにロングトーンを聴かせるラストは圧巻。

Quntastic!(12/12/12、zopp/Erik Lidbom・大智/鈴木雅也)SG「ポコポンペコーリャ / WORLD QUEST」初回B

4人になってからのNEWSは好きとか嫌いとかあまり言わなくなったような気がする、まあ実際のとこ6人時代や8人時代、9人時代も言ってなかったかもしれないけど、この曲はタイトルもそうだけどド直球のアマアマアイドルという感じで普段と違った一面が見られるように思う。速めのテンポにストリングスを乗せている(アレンジャーは異なるけどゴスペラーズの「LOVE MACHINE」カバーっぽいところがある)ところやBメロを手越君に歌わせているのが良い。

4+FAN(13/7/17、JIN・take4/take4/take4)AL「NEWS」

4+FANは「メンバー4人+ファン」という意味以外にも「ファンのために」のForも掛けているはずで、山下君と錦戸君が辞めてシングルは1年半以上、アルバムは3年近く出せなかったことに対し、4人で再出発しようという決意やら思いやらが詰まった曲だと思っている。Newsニッポンのような「N」「E」「W」「S」コールがあるのもそれっぽい。現場ではやってなかったと記憶しているけど、ハンドクラップがあるのがいいんだよな。

Lovin'U(13/7/17、Satomi/大智・伊橋成哉・渡辺拓也/石塚知生)AL「NEWS」初回B

手越君ソロ。ソロ曲は投票対象外かもしれないけど、彼がジャニーズを辞めてからも歌っているように彼にとっても相応の思い入れがあると想像せられ、実際手越君の歌唱力を十分活かした曲になっていると思う。そして作曲で噛んでいるのがジャニーズ有数の名曲であるSexy Zone「RUN」を手掛けた渡辺拓也。ビジュアル系好きには葵-168-への楽曲提供でもおなじみ(おなじみじゃない)、彼が関わっているなら間違いないのではと言う信頼感がある。

ささぶね(15/6/24、take4・Carlos Okabe/take4・Carlos Okabe/中西亮輔)SG「チュムチュム」通常

タイトルから勝手に七夕の曲のイメージでいたけど、これ詞を見ると晩夏の曲ですね・・・。個人的にNEWSのカップリングと言えば真っ先にこれを挙げるくらい好きなんだけど、いざ何がいいかとなるといまいちうまく言えない。ゆったりしたスチールギターにストリングスが良く、中西亮輔が良い仕事をしている。無論元の曲も良いわけで、Bメロを手越君に歌わせてるのがいい。・・・Bメロを手越君が歌うのが好きなのかな。あとはAメロの最後で名詞を重ねるのが良い。

シリウス(16/3/9、TAKA3・no_my・m.u.g・Sofybank/TAKA3・no_my・m.u.g・Sofybank/TAKA3・no_my)AL「QUARTETTO」

落ち着いたAメロ、徐々に上げるBメロから一気に開放するサビ、サビ最後のドラムのフィルイン、サッカー番組に使われそうなスピード感、そして随所で聴こえるWurlitzerが良い。現場でこの歌い出しを聴かされるとテンションが上がる。実際はサッカー番組ではなくブラジャーのCMに使われているのだが、使われているところを見たことがない。この曲でブラってどういうことなのか。

Distance(16/7/13、竹内雄彦/竹内雄彦/千葉純治)SG「恋を知らない君へ」通常

個人的に3人になってから歌ってほしい曲ナンバーワンだが、実際に歌われたことがあるかはわからない。手越君が辞めて3人で仕切り直すにあたって、この詞世界がちょうど嵌っているように思う。サビで手越君がハモりを入れているのでそこの再現は難しいだろうけど、何とか3人でCメロ?の「100年先もそばにいるよ」(音源では加藤君のソロパート)を歌ってほしい。

Snow Dance(17/2/8、ヒロイズム/ヒロイズム/ヒロイズム・NAOKI-T)SG「EMMA」初回A・初回B・通常

NEVERLANDツアーで当時この曲を知らない状態で聴いたにも関わらず妙に印象に残っていて、のちにシングルを買った時に「これだあああ」となった曲。当時の舞台演出の記憶が雪を前面に押し出す感じで、聴くたびにそのことを思い出す。A小山→B加藤→サビテゴマス、一番最後のサビはユニゾンという歌割も良い。

U R not alone(17/3/22、GReeeeN/GReeeeN/Tsubasa Takada・JIN)AL「NEVERLAND」

4人時代の代表曲は他にも「チャンカパーナ」(SG「チャンカパーナ」)とか「愛言葉」(AL「White」)とかあるだろうが、最終的にはこれが一番人気になるのではないかと思われる強い曲。別にGReeeeNに思い入れはないし、「weeeek」にも特段の思い入れはないが、それでもこの曲を初めて現場で観た時はガチ泣きしてしまったくらいの強さがある。この曲を歌う時のメンバーは全員残りの体力も気にせず物凄い気迫だし、今はいろいろ問題があるだろうがサビをフロアも巻き込み全員で歌う設計になっているのが現場に身を置くと本当に良い。その後何度か使われるようになる、一人が主旋律を歌い、もう一人が低音で支えるシステムもここで開発されたのでは。

EPCOTIA(18/3/21、ヒロイズム/中西亮輔・ヒロイズム/中西亮輔・黒田賢一・芳賀政哉)AL「EPCOTIA」

アルバムがコンセプト化されて以降、トラック2はオープニングにふさわしいドラマチックな曲調が多く、そういう意味でアルバムの構成としては似通ったものになっているという弱点はあるが、この曲はストリングスの使い方やサビで開く感じが好きで毎回のように鳥肌が立ってしまう。四部作構想は最初からあったんだろうけど、そこまで四部作を意識させない世界観になっている、おかげでこの時点では四部作と気づかなかったというのも悪くない。ゴリゴリに過去作をラップさせるWORLDISTAやSTORYもそれはそれでいいんだけど。あとはツアーで落選した、アンコールツアーは日程に問題があり(なぜ年末年始に・・・)行けなかったという恨み節も多少乗っかっている、と思う。

リボン(19/2/20、Hacchin' Maya/Kaco/Kaco)AL「WORLDISTA」

「madoromi」(SG「LPS」通常)、「pink moon」(AL「音楽」)でもシンプルな伴奏で難易度の高い曲を歌わせているKaco三部作の2曲目。この曲は正真正銘ピアノのみの伴奏で、ジャニーズがこんな曲を歌えるようになったのだという感慨があった。ジャニーズ唯一無二の特徴的な声を持つ加藤君の使い方がNEWS楽曲中一番うまいと思う(個人の感想)。加藤君の声を満喫するならこの曲と「夜よ踊れ」(SG「BLUE」通常)は聴かねばならないだろう。

投票は以上の13曲から絞り込むつもり。エンドレスサマーはほぼ確だが、あとの2枠をどうするか本当に悩ましい。